著者
頭痛ゴッドセラピスト協会 代表
総合整体サロン ブリス 院長
竹谷茂隆
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頭痛専門外来の大阪府大阪市へ行く前に
そもそも頭痛専門外来ってなに科?
大阪の病院やクリニック(医院)の頭痛専門外来について考えてみます。
内科や脳神経外科のように、頭痛専門外来科というものはありません。頭痛は脳神経外科や神経内科が専門になるので、その中に頭痛専門外来が設けてあります。かといって、大阪の全ての脳神経外科や神経内科に頭痛専門外来を設けているわけではありませんし、無いからと言って頭痛患者さんを診れないわけではありませんのでご安心ください。
たまに、内科でも頭痛専門外来を設けているところもありますが、神経内科や脳神経外科の方がより専門の医師が在籍しています。ですので、大阪で頭痛専門外来の病院やクリニック(医院)をお探しなら、頭痛専門医がいる脳神経外科や神経内科をおすすめします。
大阪で有名な頭痛専門外来を設けている脳神経外科は、大阪市中央区の富永病院と大阪府豊中市のやすだクリニックです。当院に来院される患者さんの7割ぐらいかな?はどちらかに通われています。後の2割は他の病院で、1割は病院に行かれてないかたです。
また、当院の近くには守口市にある沼脳神経外科です。ここはクリニック内にMRIを持っているので、その日に撮影と診断をしてくれますので、お近くの方にはお薦めさせていただいています。
そして行かれる際には、大きな病院に行かれるのも方法ですが、近くの脳神経外科クリニック(医院)に行かれるのも良いと思います。理由としては、大学病院など大きな病院(総合病院)だと紹介状が必要になることが多いです。また、CTやMRIを撮影するにしても、改めて後日撮影をしにいくことが多いです。そこで、近くの脳神経外科クリニック(医院)でCTやMRIの設備がある所に行かれると、その場で画像検査をしてくれますので、1度で済みます。
まとめると、頭痛専門外来科はない。頭痛専門外来は、脳神経外科、神経内科の中に併設されていますので、脳神経外科、或いは神経内科を受療してください。
大阪の頭痛専門外来の病院ではどんなことをするのか?
先ずは、脳や血管に異常が無いかを調べるためにMRI、CTを撮影します。他にも、レントゲン、血液検査など、頭痛の原因を探す一通りの検査をしてくれます。*患者さんの希望と医師の判断にもよりますが。そして何より、頭痛専門の医師ですから、知識に長けており、薬の処方にも長けています。
症状や検査から、病名の診断。1次性頭痛なのか、2次性頭痛なのか。片頭痛なのか、緊張型頭痛なのか、混合型頭痛なのか、群発頭痛なのか、慢性片頭痛なのかなど。この薬がダメだったら次はこれ、など。
本当につらい頭痛なら、先ずは頭痛専門外来で診てもらうほうが良いと考えています。ですので、新規の予約のお電話をいただいた際には、必ず「病院で診てもらいましたか?」とお尋ねします。また、場合によっては当院に来院後にも一度頭痛専門外来や、脳神経外科、神経内科にてMRIを撮影して、診察してもらうこととお薦めすることもあります。
そして、大きな原因。例えば、手術を要するとか、危険因子が無いかを診てもらうのも大事だとと思います。さらに、病院での治療の結果、治れば良かったね!になります。
頭痛専門外来の費用はMRIが約6千円、トリプタン製剤10錠約3千円、初診料、診察料、その他薬代などを合わせて1万~1.5万円ぐらいは用意しておいた方が良いでしょう。
内科の頭痛外来ではダメなのか?
ダメだとは言いません。私が考える大きな違いは、大阪の脳神経外科や神経内科の多くは、自院のクリニック(医院)内にMRIやCTを持っています。
内科では自院でMRIやCTを持っているところは少ないからです。例えあなたが片頭痛だと思っていても、もしかしたら他の病魔が隠れているかもしれません。
脳神経外科や神経内科の自院にMRIやCTの設備がある場合、その場で撮影と診断をしてくれます。大事な頭のことですから、より脳に専門の脳神経外科と神経内科をお薦めします。
大阪の頭痛専門外来の病院での治療とは?
大阪の頭痛専門外来の病院の治療は投薬です。あなたの頭痛の状態に合わせた処方箋を書いてくれますので、それを服薬します。
緊張型頭痛なら急性期治療薬として、カロナールロキソニン、SGなどが多いです。また、緊張型頭痛の頻度が多い場合には、予防薬として、筋弛緩剤のチザニジン、エペリゾン。抗不安薬のアルプラゾラム、エチゾラム。抗うつ薬のトリプタノール、ルボックスなどが出されます。
片頭痛なら、急性期治療薬としてカロナール、ロキソニン、SGなどが多いです。しかしながら、片頭痛の症状がきつい場合には、片頭痛の特効薬と言われるトリプタン製剤が処方されます。これは、ロキソニンや市販の頭痛薬で効かない頭痛にも、とても早くスッキリさせてくれます。名前として、イミグラン、ゾーミック、アマージマクサルト、レルパックスです。色々あるのは、同じトリプタン製剤でも人によって効き方が違うので、ご自身に合う薬を探す必要があります。
トリプタン製剤は、片頭痛の特効薬と言われ、通常の市販薬では効かない片頭痛にも効果が期待出来ます。ただ、トリプタン製剤は1個約300円という、他の薬に比べて高単価になります。また、服用はひと月に10個までとされているので、1回で10個までしか出してもらえません。
片頭痛の予防薬としては、Ca拮抗薬のロメリジン、β遮断薬のプロプラノール、抗てんかん薬のバルプロ酸、抗うつ薬のトリプタノールなどが出されます。
頭痛の予防薬とは?
上記の通り、片頭痛や緊張型頭痛の頻度が多い場合には、予防薬が処方されます。ここであなたに知っておいてもらいたいことが二つあります。
一つ目は、予防薬の重要性です。
色々な種類があるので、あなたに合わなければ効き目が分かりにくいこともありますが、とりあえず飲んでみて合わなければ薬を変えてもらいます。また、効果の判断にも、薬によって2週間は飲み続ける必要があります。
予防薬は、毎日飲む必要があるので、抵抗がある人も少なくありませんし、即効性が無いので「効かない」と 言って止めてしまう人も多いです。しかしながら、合う薬が見つかれば、確実に頭痛の頻度や 痛みの強さを和らげてくれますので痛みを我慢するぐらいなら試してみる価値は十分にあります。
二つ目は、「予防薬では、頭痛は治らない」です。
たまに、予防薬を飲んで治る方もいますが。予防薬の主な目的は、緊張型頭痛や片頭痛の「発作が起きる頻度を減らす」、「発作が起きたときの 痛みを和らげる」ことです。ですので、月に10回あった頭痛の発作が5回に減れば予防薬が効いている可能性が高いです。それでも、半分になればとても楽になると思いませんか?
どのようになれば大阪の頭痛専門外来の病院行くのか?
・毎日続いている頭痛
・毎月数回起きる偏頭痛
・痛みが強くて動けなくなる頭痛
・生理の時に起きる頭痛
・今まで頭痛はあまり無かったのに、頭痛が起きるようになった
・市販の頭痛薬を飲んでも効かない
・頭が割れるように痛い
・元々頭痛はあるけど、最近よりひどくなった
・頭痛と共に手のしびれがある
・ろれつが回りにくくなった
・市販の頭痛薬を週に1回以上飲んでいる
・頭が痛くて仕事に支障がでる
・物事に集中出来ない
・頭が痛くて、外出が億劫になる
・頭全体が締め付けられるような感じがする
・こめかみが締め付けられるような感じがする
・頭をタオルで締め付けられるような感じがする
・後頭部が重い感じがする
・後頭部が痛だるい感じがする
・頭と首の付け根がこっている感じがする
・頭と首の付け根が痛い
・普段はあまり感じない首や肩のこりを感じる
・動けないほどではないが常に気になる
・毎日のようにそれらが続く
など、不調を感じれば、例え症状が軽度でも診てもらうと良いと思います。
私が思う良い医師とは?
*あくまでも私見です。
今までに数百人以上の患者さんから、色々な病院や医師の特徴を聞いて来ました。
その中で良いと思う医師は
1、薬の量と種類が適切である
最初は、予防薬1~2種類、急性時薬1~2種類から様子を見て行き、薬の効き具合から処方を変えてくれる医師。反対に、初回から「どれか効くだろう」的に上記以上に処方するのは如何かと思います。理想は2種類。多くても4種類までが適切かと思います。
2、頭痛の状態により処方を変えてくれる
あまり変化が出ない場合には、他の薬を処方してくれる。そして良くなってくると、適切に減薬を指導し
てくれる医師。
3、生活指導もしてくれる医師
これはとても稀ですが、います。薬だけではなく、生活習慣にも気を配ってくれて、アドバイスをしてくれます。
頭痛専門整体&カイロプラクティックの役割
先ずは、第一条件として、脳神経外科や神経内科にて診察をしてもらい、脳や血管などに異常が見つからなかった方。そして、異常が無いにも関わらず、薬を飲んで過ごしている方が対象になります。
以前は全然頭痛は無かったのに、この数週間頭痛が有る場合や、元々頭痛はあるけどこの数週間きつくなったなどの場合には、5回以内に完全に痛みが無くなることがよくあります。
しかしながら、長期間にわたる頭痛持ちの人は、そう簡単には治らないことをご理解ください。もし短期間での改善をお望みの場合には、他を探してください。
当院が出来ることは、一進一退を繰り返しながら、徐々に頭痛を治して行くことです。そして、薬に頼らず、仕事にも集中でき、 家事も楽しくでき?、お出かけも頭痛を気にせず楽しめるようになることです。
大阪の頭痛専門外来に通われているかたは、そのまま医師の指導の元、薬は服用を続けながら当院へ通院していただいて大丈夫です。そして、そうすることにより、徐々に薬の量を減らせるようにして行きます。
通院ぺースについて
1、先ずは、頭痛を全く感じないように目指しましょう。
週に1度だけ通院して下さい。ですから、遠方の方でも大丈夫です。
*毎日頭痛がある方は、週に2度がベストです。
2、2週間に1度、3週間に1度に延ばして行きます。
「全く頭痛が無い状態」を保持する為、少しずつ期間を広げます。
3、月に1度の予防通院をします。
「全く頭痛が無い状態」を保持する為、痛みが無くとも予防通院をお薦めします。
当院での頭痛が治って行く段階
あなたが来院されたのは、どの段階ですか?
1、以前はほとんど無かったのに、この1ヶ月ぐらい頭痛が続いている。
2、以前から元々あるけれど、最近特に頻度が多くなった、あるいは強くなった。
3、以前からの慢性頭痛。
1、多くの場合、5~10回以内に治ります。
2、最近の部分は、多くの場合、5回以内に治ります。以前からの部分は、重症度によって変わります。
3、毎日ある→痛みが弱くなる→週の半分になる→週に1回になる→2週間に1回になる→月に1~2回になる→年に数度になる。と、二歩進んで一歩下がるようなことも繰り返しながら、徐々に改善を目指します。
あなたのお体の状態により、必要回数が異なることをご理解ください。また、数回で治らないからと言って、あきらめないでください。
最後に
最後まで読んで頂き有難うございました。少しは頭痛専門外来について分かって頂けましたでしょうか?
頭痛で苦しまれているようでしたら、 先ずは大阪の頭痛専門外来がある脳神経外科や神経内科の病院にて診察を受けてください。
そして、当院があなたの頭痛改善にお役に立てることがありましたらお電話ください。あなたの頭痛に誠心誠意対応させていただきます。