大阪府守口市河原町10-15　テルプラザ2Ｆ-215
総合整体サロン　ブリス
著者
院長　竹谷茂隆
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頚椎症（頚椎症性神経根症）・頚椎ヘルニア（首のヘルニア）こんな整形はダメ

相性の問題

先ずは大前提ですが、今回の話は痛みや痺れがあり、整形外科に行くと頸椎ヘルニアや頚椎症と診断された方のお話です。

冒頭で「必ず病院に行ってから」とお話していますが、ブリスに来院された方にお話を聞くと「ちょっと、その先生はどうかな・・・」と思うことがあります。医師も人ですので、患者さんとの相性もあります。ですので、患者んによって態度が変わることもあります。

逆に言えば、患者さん側にとっても医師との相性を感じることがあるはずです。相性によって、良い、悪いを感じることがありますが、ここは価値観や人それぞれの感じ方によるところになります。ですので、今回は相性の部分ではなく、薬の出し方や治療方針について、私が考える「こんな整形はダメ」をお話させていただきます。

リハビリについて

リハビリ施設は整形外科なら必ずと言っていいほどあるはずです。以前は、リハビリを薦める医師が多かったですが、最近は少なく感じます。患者さんから「リハビリはした方が良いですか？」と聞くと、「やりたいなら、やっても良いよ」みたいな感じが多くなっています。

これは、恐らく、頚椎ヘルニアや頚椎症でリハビリをしても効果が少ないと考えるようになったのではないか？と思われます。ですので、リハビリに関しては、リハビリをするように言わない先生でも、「こんな整形はダメ」とはならないです。もしあなたがリハビリをするように言われず、やってみたいなら先生にご相談ください。

尚、私としては、個人によって効果を感じる人と感じられない人がいるので、ご本人が決めれば良いと考えています。もし、リハビリを試したい人は実際にやってみて、効果を感じなかったり、より悪化を感じる場合には、医師に話して中止するのも良いでしょう。リハビリに通う時間が取れにくい方やリハビリをしたくない方は、その旨を伝えれば良いでしょう。

診断について

レントゲンだけでは、ヘルニアは映りませんので、頚椎ヘルニアになっているかは分かりません。確定診断には、MRIが必要です。もし、レントゲンだけで「あなたは頚椎ヘルニアです」や「あなたは頚椎ヘルニアではありません」と言われた場合には、疑う必要があります。かと言って、これだけでは「こんな整形はダメ」とはならないです。

と言うのは、先生の臨床経験の中から「想像」出来る場合があるからです。ですので、「注意が必要」ぐらいです。また、中々思うように改善しない場合には、MRI撮影を相談する方が良いでしょう。

薬の処方について

ここが今回の動画の一番のメインになります。頚椎ヘルニアや頚椎症には、ある程度処方される薬が決まっています。こちらの動画を参考に見てください。

この中で一番のメインになるのが、リリカとタリージェです。これらが処方されていれば、「良い整形」となります。症状に併せて、医師と相談しながら量を増減してください。特にタリージェは、少量では効きが弱いことがあるので、その場合には増やしてもらってください。

次が、今回の一番のポイントになります。
いいですか？
よく聞いてください。

しかしながら、リリカやタリージェが処方されず、ロキソニンなどの痛み止めだけの場合、他の整形に行かれることを検討してください。
 

痛みや痺れが強い場合、ロキソニンだけでは症状の緩和を感じられないことが多いです。リリカやタリージェなどの神経性疼痛の薬が必要です。

当院に来院した患者さんがこのようなケースの場合、実際に他の整形に行かれるこをお薦めしています。ただ、残念ながらこの点については、実際に行って処方してくれるかどうかを試すしかありません。

では、「神経性疼痛の薬を処方して欲しい」とお願いしてみてはどうか？となりますが、これは良し悪しがあります。そうお願いすることにより、医師によっては機嫌を損ねる人もいるはずです。ですので、お願いする際の話し方をじっくり考えてから話したり、先生との関係性で判断する方が良いでしょう。
 

例えばですが、「友人や会社の同僚に話したら、リリカやタリージェを飲んで治ったと聞いたので、私も試してみたいと思うのですが、如何ですか？」とか、「まだ痛みや痺れが強いので、他の薬はありませんか？」みたいな感じです。

一番のポイントは、「処方して欲しいと、お願いするのではなく」、「処方するかどうかは、先生の判断に委ねる」と言う受け身の態度です。「ユーチューブで言ってたから」や、「ネットで調べた」と言うのは一番最悪なお願いの仕方になります。

ただ、うまく処方してもらっても、量の漸増が必ず必要になりますので、先生と相談しながら進める必要があります。ですので、取っつき難い先生なら、整形外科を変えた方が良いかもしれません。また、その際には、先に言われた診断名に加えて「ロキソニン（痛み止め）しか出してくれなくて、全然効果が無い」と伝える方が良いでしょう。

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